ぼくがPHPを気に入った理由は「貧者に優しい『言語環境』だった」から

ぼくがPHPを気に入った理由は、お金や人脈が無くてもやりたいことがぜんぶできたから。

シェルやroot権限が無くてライブラリをインストールできなくても必要な機能は標準関数としてあった。

月額数百円の安いサーバーでもそこそこのレスポンスで動作した。

本を買わなくても、めちゃくちゃ見易いオンラインの日本語マニュアルがあった。

プライベートでプログラミングについて交流できる人がいなくても、なんとかなった。

CakePHPもそうだけど、周辺環境がすばらしいことは言語としての良さより重要なことがある。いい意味で、金銭的貧者、機会的貧者、情報的貧者に優しい『言語環境』だと思う。

言語としての楽しさや優秀さは少ないと思うけど、やりたいときにすぐできる楽しさといったらない。

古い人にしか通じない例えでいうと、MSX-BAISICっぽい何か。

まだこの話が長続きするようならいずれ詳しく書きたい。