自作PCが好きな人は一度激安サーバー機を買ってみよう
自作PCが好きでミドルタワーケースがOKな人は、一度、激安サーバー機を買ってみるといい。今まで何て無駄な投資をしてきたんだと嘆くはず。
特にSC4xx系のメンテナンスしやすさと静穏性には腰が抜けそうになった。今ならECCメモリもかなり安い。PCIeスロットが8xまでなので、16xのグラボは挿せないのだけど、4xスロットのふちを削ってぶっ挿せばOK。改造記事はぐぐればでてくる。やすりを使ったことの無い僕でも普通に改造できた。
ML115は16xがあるけど、SC4xx系に比べるとファンがうるさすぎる。うるさいのが気にならなくてスロット削るのが嫌ならML115で。
だまされたと思って2万円出してみる価値はあると思う。ぜひ。
将来を想定して実装してはいけない
将来の実装を想定して拡張可能なように開発するのはよいことだが、
将来の実装を少しでも先取りして実装してしまうことは絶対にしてはいけない。
設定値を書いておくとか、そういうこともしてはいけない。
なぜなら、先に書いておくことのメリットはほとんど無く、
想定が外れたときの修正コストやモチベーション低下などのデメリットはばかでかい。
要するに、リスクに相応したリターンが得られない。
メリットが無いというのは、最近の生産性からいうと、先にちょろっと書いたくらいで得られる差は限りなくゼロに近いから。
仮に想定の実装がうまくいったとしても、最高の実装ではないことが多い。必要なときに、最高の実装をするのがいい。
以上、自戒でした...なんでやっちゃうんだろうなあ...。
Webサービスのようなプログラミング言語、PHP
» やっぱりPHPがイイ?:ITpro より
C言語しか知らなかった私が,初めてPHPのプログラムを書いたのは2004年。当時はバージョン4だったと思う。最初は,「手軽で便利な言語」という印象を受けた。PerlのようにモジュールをインストールしなくてもWebアプリケーションが作れて,さらにヘルプが充実しており覚えやすかったからだ。基本的な文法などはC言語に似ているが,変数の決まりごとが緩いせいもあって,サクサクとプログラミングができた。まさにイイ言語だ。
いろいろインストールしなくてよいというのはWebアプリケーションに似ていると思った。デスクトップアプリケーションの何が嫌いって、インストールのめんどくささだから。
ぼくがPHPを気に入った理由は「貧者に優しい『言語環境』だった」から
ぼくがPHPを気に入った理由は、お金や人脈が無くてもやりたいことがぜんぶできたから。
シェルやroot権限が無くてライブラリをインストールできなくても必要な機能は標準関数としてあった。
月額数百円の安いサーバーでもそこそこのレスポンスで動作した。
本を買わなくても、めちゃくちゃ見易いオンラインの日本語マニュアルがあった。
プライベートでプログラミングについて交流できる人がいなくても、なんとかなった。
CakePHPもそうだけど、周辺環境がすばらしいことは言語としての良さより重要なことがある。いい意味で、金銭的貧者、機会的貧者、情報的貧者に優しい『言語環境』だと思う。
言語としての楽しさや優秀さは少ないと思うけど、やりたいときにすぐできる楽しさといったらない。
古い人にしか通じない例えでいうと、MSX-BAISICっぽい何か。
まだこの話が長続きするようならいずれ詳しく書きたい。