HTMLソース中でタブ文字を使っていた理由

余談:タブ、ブラインドタッチ、英語

私は HTML ソース中で基本的にタブを用いません。タブを使うとソースが読みにくくなるからです。……と書くと、「頭オカシイんじゃないの?」といわれたりするのですが、そういうことをいう人のエディタをみたら、なんと「折り返し」を使っていなかったのでビックリしました。ウェブでは横スクロールバーは許せないとかいっているのに、エディタならいいの? その感覚、よくわかんない。

私は「折り返し」機能のないエディタなんて能率が悪くって使えません。マウス操作しにくいでしょ。……と書くと、「いい加減、キーボードに慣れたら?」といわれたりするのですが。私はブラインドタッチもできなくて、それはなぜかといったら、必要がないから。ブラインドタッチできる大抵の同僚よりも文章を書くのは早いし。みんな、キーボードを打つ時間より、何を書くか考えている時間の方がずっと長いわけで。負け惜しみですか、そうですか。

私もHTMLソース中でタブ文字を使っていました。HTMLソース中でタブを使う理由は、エディタで複数行をまとめてインデントを調整するために使っています。タブでないと、調整機能が働かないからです。できることなら、タブは使いたくないのです。使うのはプログラムのソースコードで十分です。私はHTMLのタブ文字はスペース2文字分に設定しているのですが、プログラムのソースコードでは4文字分に設定しています。そうすると、1つのファイルでHTMLとスクリプトを混在させるときにどちらかに合わせなければならず、可読性が著しく低下してしまいます。あまりに辛いときは文字数を切り替えて運用していました。

エディタは秀丸エディタを使っているのですが、最近リリースされたβ版のVer5.00β2にタブキーを押したときに挿入する文字がタブ文字ではなくスペースを挿入する機能が実装されました。ということは、インデント調整もスペースでも行えるかもと思い試してみると、見事成功しました。これでタブ文字からおさらばできそうです。

ちなみに「折り返し」は使っています。